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投資顧問無料情報2206江崎グリコ

2206 江崎グリコ
【取引要項】
買いメドは6250円前後まで。想定の取り組み期間は3-4週間程度。想定目標株価@6800円付近への高評価を期待する。
一方、損切りについては5200円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切になる。
(12日終値@6070円に対する目標株価の想定上昇率+12.0%前後。)
【推奨理由など】
コーポレートメッセージは、「おいしさと健康」、15年10月、完全子会社だったグリコ乳業と経営統合、菓子・食品・乳製品・健康食品などを製造・販売する総合食品メーカーとなった。
主要商品はチョコレート、スナック菓子、ガム、アイスクリームなどの菓子類と乳製品。またカレールーや炊き込みご飯の素などレトルト食品、各種サプリメントの食品事業も展開。
アイスクリームの自動販売機事業「セブンティーンアイス」、オフィス向け菓子直販の「オフィスグリコ」、グリコ製品を取り扱う専門ショップ「ぐりこ・や」を運営。
ロングセラー商品にポッキー、プリッツ、パナップ、パピコ、カプリコなどがあり、パピプペポの魔法のネーミングを応用している(商品名にパピプペポを含むとヒットしやすいと知られている)。
気象庁が7月25日に発表した3ヵ月間(8-10月)の天気予報は、全国的に気温が高く、厳しい残暑が続く見通しとしている。NASA(米航空宇宙局)が16年は過去最も暑い年になると予測するなど、世界的にも気温上昇が目立つという。猛暑関連銘柄が夏相場で注目される可能性が高いという。
エアコン、ビール、清涼飲料、カフェ、ヘルスケア用品、遮熱塗料など猛暑関連銘柄の切り口、間口は広い。
高い気温との連動度・連想度で氷菓も外せない。
最近では冬場の高価格品の売れ行きも良好(2桁売上増)、タイやインドネシア市場ではグリコのアイスの知名度が向上しており、ジャイアントコーンやパナップが人気化、品薄状態になっている程。アイス事業で良好ニュースフローが多い同社に注目できる。
前期(16年3月期)は、売上高3384億円(前期比+6.0%)、営業利益171億円(+20.1%)、経常利益192億円(+9.2%)、純利益139億円(△34.0%)、1株当たり純利益212円実績だった。
最終利益の減益は、15年3月期に東京の工場跡地譲渡に伴う特別利益計上の一過性要因があった落剥によるもの。構造的な減益要因などが顕在化したわけではない。
今期(17年3月期)通期の業績計画は、売上高3700億円(前期比+9.3%)、営業利益200億円(+16.9%)、経常利益210億円(+9.2%)、純利益140億円(+0.7%)、1株当たり純利益213.4円見込みとしている。
市場コンセンサスは、会社の業績計画は保守的見通しとして、売上高3640億円(前期比+7.5%)、経常利益235億円(+22.3%)、純利益157億円(+12.9%)、1株当たり純利益239.3円予想としている。
チョコ、ビスケットが販促効果で販売好調。氷菓も猛暑要因なしでも高価格品の販売が高まって堅調見通し。業績は猛暑効果も加わって、コンセンサス寄りで着地すると期待できる。
当面の株価は6800円付近の高評価が期待できる。
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