morioteruoさんのブログ

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投資顧問5千円情報3655プレインパッド

3655 プレインパッド
【取引要項】
買いメドは860円前後まで。想定の取り組み期間は1週間程度。想定目標株価@1000円付近への短期トレードでの戻りを期待する。
一方、損切りについては720円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切になる。
8月12日に前期・本決算を発表予定。株価が決算発表に向け順調にリバウンドのときは、想定目標への戻り達成・未達成に関係なく、利益確定を完了したほうが、決算発表=材料出尽くしの短期下落リスクは回避できる。
好決算の場合も、銘柄ウォッチを継続して株価が安く騰勢一服のときに買戻すくらいで、あまり夏期に深追いしないほうがいいと考える。買戻しのタイミングは株価が900円以下の安値時期。為替など外部環境の影響は受けにくいほうなので、株価が安いときは押し目買い好機と見なせる。
(08日終値@840円に対する目標株価の想定上昇率+19.0%前後。)
推奨理由など】
企業データを分析して販促などマーケティングに応用する「データマイニング&最適化」に特化した企業。
具体的には3つに大別できる事業を行っている。
まず「アナリティクス事業」。企業の蓄積データの分析業務を受託する。そこで用いられている分析技術を使ったネットサービスを提供しているのが「ASP関連事業」。3つめの「ソリューション事業」は、CRM(顧客管理)&分析ソフトの販売やシステム構築。
ブレインパッドの顧客は、外食、金融、EC・通販・小売、広告代理、旅行・運輸、通信・メディアの各業界の大手企業が中心。
大手企業はデータ分析を自前で行っていると考えがちだが、データ収集・蓄積などのインフラ投資は推進している場合でも、データ分析業務の専門人材育成にまで手がついていない企業も多いという。そのためデータ活用に課題を持つ、各業界の大手企業、中堅企業が主要顧客になっている。
導入実績にはヤフージャパン、キヤノン、インテリジェンス、ゴルフ・ダイジェスト・オンライン、CCCマーケティング、博報堂プロダクツなどITCに強みのあるイメージの社名顧客企業も少なくない。
米国ではデータマイング市場は10年で5倍に拡大するとの予想があるように、リアル店舗とネット店舗の融合=オムニチャネル化も急速に進展・拡大しており、同社のようにビックデータ時代のデータマイニング専門企業はフォローを受け取る見通し。
グループ内の関連企業の評価損への対応など、関連会社の対応にメドがたち、主力3事業に経営資源を集中できる状態に復したとの報告もある。
関連会社の整理のため特別損失△0.3億円の経常などマイナス材料も出たものの、今期(17年6月期)は前期(16年3月期)に引き続き増収増益歩調が期待できる。
時流に乗り、成長ステージに回帰すると見て、8月12日の前期・本決算に向け、株価はリバウンドの可能性が大。
データ分析の案件が大型化・長期化して稼働率が高止まりしていることで採算性が向上、15年6月期の落ち込み(最終損失0.1億円)から2期連続のV字型回復の確度が高い。
なお業績は、前期の通期業績計画が、売上高28.9億円(前期比+6.8%)、営業利益2.1億円(+42.9%)、経常利益2.2億円(+131.3%)、純利益1億円(前期実績△0.1億円)、1株当たり純利益15.5円見込み。
この利益水準であれば、株価は1000円付近にまで比較的短期間で戻すと期待できる。
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