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ドル円の来週の見通し・予想 8/8(月)~8/12(金)

ドル円の来週の見通し・予想 8/8(月)~8/12(金)

★ドル円の見通し★
来週は、米小売売上高(12日21:30発表)
米7月労働市場情勢指数(8日23:00発表)
中国重要経済指標(8日、9日、12日)
米国債入札(9日~11日)がポイント。
日銀金融政策決定会合での追加金融緩和
政府の財政出動、米雇用統計の結果を受けても
上値が重いドル円。
日銀が2013年4月に
2年間で2%のインフレ目標を掲げた後
達成時期を幾度も繰り延べ。
直近では当初目標から
4年先の「2017年度中」を表明。
その都度、期待感を繋ぎ留めてきたが
この1年で4回も先送りするなど
中央銀行に対する信任は毀損。
その為、昨年11月から7回開催された
日銀金融政策決定会合で
3回も追加金融緩和を行いながら
会合の度に円高が進行する異常事態となっている。
市場では、突然宣言した総括的検証は
期待が高まっていた
今回の展望レポートで行うのが筋。
戦力の逐次投入(ETF購入枠拡大)は
失望売りを和らげる狙いにしか見えないとの声も。
総括的検証が行なわれるのは、次回9月会合。
ETF購入枠拡大でどこまで持ちこたえられるか。
8月は夏休みで市場参加者が減少する。
昨年のように材料一つで
円高再燃と成りかねないだけに注意しておきたい。
なお、今年の米雇用統計は8回発表されたが
前月までの7回は以下のパターン

発表日陽線、翌日陰線…2回
発表日陰線、翌日陽線…4回
発表日陽線、翌日陽線…0回
発表日陰線、翌日陰線…1回
4月のローソク足陰線継続を除き
翌日のドル円は発表日と逆の動きになっており
月曜日は102円台での叩き売りが妙味。

<ドル円・一目均衡表チャート>

(★ドル円・一目均衡表チャート→ 外為どっとコム 提供)

<ドル円テクニカルチャート>
米雇用統計の結果を受けて
ドル円は102円05銭まで噴き上がったが
102円台での滞空時間は短く
押し戻されて101円79銭で週末クローズ。
直近、102円前半の戻り売り圧力との攻防戦。
力強く突き抜ければ
7/27高値-8/2安値フィボナッチ61.8%戻しと8/2高値が重なる
102円82銭が見えてくる。
サポートとしては
8/5高値-安値フィボナッチ50.0%押し(101円46銭)
8/5高値-安値フィボナッチ61.8%押し(101円32銭)
8/5安値(100円86銭)がポイント。



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