昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +41.23 @18,355.00, NASDSAQ +22.00 @5,159.74)。ドル円為替レートは100円台後半から101円台前半の動き。本日の日本株全般は反発する銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1.159に対して、下落銘柄数は717となった。東証1部の売買代金は2兆4633億円。
TOPIX +11 @1,283
日経平均 +172円 @16,255円
TOPIXも日経平均も反発した。米国株高受けた売り方の買い戻しや個別材料銘柄を物色する買い、さらに日銀がETF買い増しを本格的に始めるとの期待が株価指数を押し上げたが、一時は約3週間ぶりに1万6000円の大台を割り込む場面もあった。日経平均は25日移動平均線を辛うじて回復したが、TOPIXはまだ沈み込んだままである。
ここ数日、債券先物価格が天井を打ち大きく下げており(長期金利は上昇)、金利の方向感は定まらない。もし、このまま長期金利が底入れすると、今後は債券安・株高に移行していく可能性が高い。http://n225cme.com/jgb.html
日銀の岩田規久男副総裁が8月4日に行った講演では追加緩和に踏み込んだ発言が聞かれず、市場では金利低下局面が転換点を迎えたのではないかとの見方が出始めた。金利低下局面の終わりを意識してか、物色動向に変化が見られる。小売りや食品、医薬品など、これまで比較的堅調だった内需株が総じて下落に転じた。これまでの金利低下局面では内需株の安定した業績や比較的高い配当利回りが注目され、国債や格付けの高い社債の代わりに投資する年金、個人などの資金が流入し続けた。その結果、内需株はかなり割高となったので潮目が変われば売れれやすい。
33業種中24業種が上昇した。上昇率トップ5は、証券(1位)、海運(2位)、非鉄金属(3位)、鉄鋼(4位)、ゴム製品(5位)となった。逆に下落率トップ5は、食料品(1位)、石油・石炭(2位)、パルプ・紙(3位)、情報・通信(4位)、小売り(5位)と内需系が中心となった。
TOPIX +11 @1,283
日経平均 +172円 @16,255円
TOPIXも日経平均も反発した。米国株高受けた売り方の買い戻しや個別材料銘柄を物色する買い、さらに日銀がETF買い増しを本格的に始めるとの期待が株価指数を押し上げたが、一時は約3週間ぶりに1万6000円の大台を割り込む場面もあった。日経平均は25日移動平均線を辛うじて回復したが、TOPIXはまだ沈み込んだままである。
ここ数日、債券先物価格が天井を打ち大きく下げており(長期金利は上昇)、金利の方向感は定まらない。もし、このまま長期金利が底入れすると、今後は債券安・株高に移行していく可能性が高い。http://n225cme.com/jgb.html
日銀の岩田規久男副総裁が8月4日に行った講演では追加緩和に踏み込んだ発言が聞かれず、市場では金利低下局面が転換点を迎えたのではないかとの見方が出始めた。金利低下局面の終わりを意識してか、物色動向に変化が見られる。小売りや食品、医薬品など、これまで比較的堅調だった内需株が総じて下落に転じた。これまでの金利低下局面では内需株の安定した業績や比較的高い配当利回りが注目され、国債や格付けの高い社債の代わりに投資する年金、個人などの資金が流入し続けた。その結果、内需株はかなり割高となったので潮目が変われば売れれやすい。
33業種中24業種が上昇した。上昇率トップ5は、証券(1位)、海運(2位)、非鉄金属(3位)、鉄鋼(4位)、ゴム製品(5位)となった。逆に下落率トップ5は、食料品(1位)、石油・石炭(2位)、パルプ・紙(3位)、情報・通信(4位)、小売り(5位)と内需系が中心となった。