昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -19.31 @18,473.75, NASDAQ +12.42 @5,110.05)。ドル円為替レートは105円台半ばでの推移。本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,403に対して、下落銘柄数は457となった。騰落レシオは115.37%となった。東証1部の売買代金は2兆5343億円。
TOPIX 1,322
日経平均 +282円 @16,665円
TOPIXも日経平均も大きく反発した。日経平均の上げ幅は一時前日比430円を超え、上ひげを引いた陽線で終えた。前日の陰線の始値と本日の陽線の始値がほぼ同じ「振り分け線」となり、それまでの短期トレンドの反転を暗示する形となった。昨日に割り込んだ10日移動平均線を1日で回復した。日銀の追加金融緩和期待や政府の大型財政出動(27兆円の事業規模と報道される)などが背景にあるが、企業業績でも下支え要因が見え始めている。米アップルが底堅い決算(2016年4~6月期決算は減収減益だったが1株あたり利益が市場予想ほど落ち込まなかった)を発表し、関連銘柄とされるTDKや信越化学工業などが上昇した。信越化学とTDKの2銘柄だけで日経平均を50円ほど押し上げた。電子部品が主力の2銘柄の業績・株価は景気に先行する傾向が強く、好業績銘柄が物色されて、日本株は反転局面を迎えるか?株式市場の関心は為替が業績に与える影響よりも、企業の本質的な稼ぐ力に移ってきていると言えそうである。とはいっても、極端な悲観論は後退しつつある一方で、業績次第の個別物色の流れが当面は続きそうだ。任天堂は2016年4~6月期の連結決算が、最終損益で245億円の赤字(前年同期は82億円の黒字)と発表し、売られた。「ポケモンGO」の幻想のような熱狂は明らかに冷めた。
33業種中26業種が上昇した。上昇率トップ5は、化学(1位)、輸送用機器(2位)、非鉄金属(3位)、ガラス・土石(4位)、ゴム製品(5位)となった。
TOPIX 1,322
日経平均 +282円 @16,665円
TOPIXも日経平均も大きく反発した。日経平均の上げ幅は一時前日比430円を超え、上ひげを引いた陽線で終えた。前日の陰線の始値と本日の陽線の始値がほぼ同じ「振り分け線」となり、それまでの短期トレンドの反転を暗示する形となった。昨日に割り込んだ10日移動平均線を1日で回復した。日銀の追加金融緩和期待や政府の大型財政出動(27兆円の事業規模と報道される)などが背景にあるが、企業業績でも下支え要因が見え始めている。米アップルが底堅い決算(2016年4~6月期決算は減収減益だったが1株あたり利益が市場予想ほど落ち込まなかった)を発表し、関連銘柄とされるTDKや信越化学工業などが上昇した。信越化学とTDKの2銘柄だけで日経平均を50円ほど押し上げた。電子部品が主力の2銘柄の業績・株価は景気に先行する傾向が強く、好業績銘柄が物色されて、日本株は反転局面を迎えるか?株式市場の関心は為替が業績に与える影響よりも、企業の本質的な稼ぐ力に移ってきていると言えそうである。とはいっても、極端な悲観論は後退しつつある一方で、業績次第の個別物色の流れが当面は続きそうだ。任天堂は2016年4~6月期の連結決算が、最終損益で245億円の赤字(前年同期は82億円の黒字)と発表し、売られた。「ポケモンGO」の幻想のような熱狂は明らかに冷めた。
33業種中26業種が上昇した。上昇率トップ5は、化学(1位)、輸送用機器(2位)、非鉄金属(3位)、ガラス・土石(4位)、ゴム製品(5位)となった。