61番目の男さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ156件目 / 全303件次へ »
ブログ

売り主体のトレードに変更しようかと。

金曜日の日経平均は+43.42円。NYダウが+302.89ドルと大幅に上げ、為替も1ドル110円突破で、月曜はとりあえずGUから始まりそうな感じですね。

さてお題の「売り主体」ですが、今のところ3つほど理由を考えています。

1.景気が減速気味であること
2.外資の仕掛けへの対応策
3.自分のポートフォリオのリスク低減

株式投資を考える上で、私は全体相場とセクターから見たトップダウンアプローチをよく使う方ですが、そんなことを考えるまでもなく、原油の高騰、物価の上昇、でも給料は増えず家計への圧迫がさらに厳しくなる、と景気が下がっていく理由はいくらでもあります。あのトヨタまでもが減収減益ですし、そうすると素材セクター(シクリカル)も今後さらに厳しい状況になっていくでしょう。そんな中で、買いで取っていくのは難しいのではないか、と思うわけです。

2番目は少々説明が要ります。例えばお金をたくさん持っていて日本市場をある程度動かせるだけの力があったとしたら、どのように一般投資家をはめ込むでしょうか。信用を使える個人投資家と言えども、全体的に見たらそのほとんどは現物での投資でしょう。売りよりも買いの方がはるかに参加人数が多ければ、逆に株価を思いっきり下げることで投資家の持ち株を含み損に陥れ、塩漬けに持ち込み、しまいには恐怖感を煽った上で個人が損切りするのを待ってから、株価をゆっくり上げていってその間に大量に仕込んだ株を利確していく。もちろん下げの途中でも売りで利益を上げていく。こんなストーリーでしょうか。

株式投資では勝つには他の人と逆のことをする。これは最近必然だと思ってます。ちなみにこの考えによるチャートの正しい見方も最近ようやく分かってきましたが(これは今度書きたいと思います)、外資が、主に買いの個人投資家を相手に儲けているのであれば、その逆の売りをすればある程度儲けられるのではないか、と考えています。

3番目は私個人の事情ですが、日本株以外にも外国株のインデックスファンドを買っていますので(これは積み立ての長期投資)、これに加えて日本株を買いで入ると、株価が暴落した時のマイナス額がとんでもないことになってしまいます。正直、6~7月の日経平均とNYダウの落ちっぷりでかなりブルーになったもので(苦笑)。日本株の短期投資分で価格変動のリスクを補うのなら、短期投資の方はバランス的には全額売りでもいいかな、と思い直したわけです。

もちろんもっと幅広いポートフォリオ(債券とか不動産とか)に手を出すという選択肢もあるのですが、とりあえずは株で勝ちたいし、ということでこんな感じで軌道修正してみることにしました。

今年もあと5ヶ月弱。なんとか今年はプラスで終わりたいなと思いつつ、着実に頑張りたいと思います。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。