おはようございます。
16日のこの欄で、発売予告をした「波乗り投資法保存版」は、発売当初の不具合が発見されたため、発売日が遅れ、本日(21日)発売の運びとなりました。19日に購入された方には、若干の校正ミスを発見できないまま、お届けしたことをお詫びいたします。
選挙後の動きについては、本の中で指摘した通り、選挙中に凍結されてきた対策が、続々と解凍されてきています。バーナンキ議長の訪日で為替が大きく動き、ソフトバンクのイギリス企業の買収など、今後も続くものと思われます。更に、都知事の選挙に絡んだ報道など、報道分野にも変化が起きています。
選挙といえば、目下の関心は都知事選ですが、私は小池百合子候補を支持します。年寄りでは、無理だからという理由です。
大阪で、橋下さんがあれだけ人気が高いのは、彼が市長在職中に、反対勢力と何日も徹夜で交渉し、法律すれすれの論法でマスコミと争い、市の財政の立て直しを果たした実績を評価しているからです。
都政も似たような利権構造になっていて、改革は簡単にはできません。初めから、闘病生活を前面に出している年寄りが、体を張って改革に取り組めるとはとても考えられません。
小池さんが都知事になったからといって、アベノミクスに問題が出ることはありません。むしろ、自衛隊は人殺しだといっている政党が支援する候補が都知事になれば、災害時に自衛隊が本気で支援に駆けつけてくれるでしょうか。
今回の出版に当たって、今までだったら考えられないようなミスがいくつか発見されました。やはり年齢を意識しないわけにはゆきません。最近、同年齢の有名人が次々と天国に行ってしまいました。あんな軽薄な奴と天国で会うのはいやだなと思いつつも、そろそろ引退を感じないわけにはゆきません。
「波乗り投資法」が十分浸透したとは思いませんが、今回の選挙を通じて、「投資環境は政治が作る」という理論は、実証されたような気がします。
投資法は十人十色、私の投資法を押し付けるつもりはありませんが、何か迷いがあった時には、ちょっと見ていただければ、それで幸いです。
それでは、長いことお付き合いいただき、ありがとうございました。みなさまがたのご成功を祈っております。