昨日の米国株式相場は小幅続伸した(DJIA +16.50 @18,533.05, NASDAQ +26.19 @5,055.78)。ドル円為替レートは106円台前半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,441に対して、下落銘柄数は417となった。騰落レシオは116.32%へ急上昇した。東証1部の売買代金は2兆9957億円。
TOPIX +14 @1,331
日経平均 +225円 @16,723円
米国株高と円安を好感して、TOPIXも日経平均も6日続伸した。月末に日銀の金融政策決定会合を控えており、海外投資家を中心に追加金融緩和への期待が強いことも相場を押し上げた。今期予想ベースでは、日経平均構成銘柄のPERは前週末時点で13倍台でバリュエーション面からも割安感が強く買いが入りやすい。
https://www.asset-alive.com/nikkei/fundamental.php
日経平均は、過去1年間の価格帯別累積出来高をみると1万6600円~1万6900円に最も集中しており、まさにその分厚い雲の中に突入した。1万7000円を一気に上抜けると上昇に弾みが付きやすくなる。
3.3兆円の英国半導体大手ARMの大型買収を発表したソフトバンクグループ株は10%下落し、日経平均を約75円押し下げた。それがなければ上げ幅は300円に迫るところだった。3.3兆円のうち約2兆円は自己資金で賄い、1兆円はみずほ銀行からのつなぎ融資で調達する。ソフトバンクグループの有利子負債額は11兆9200億円(16年3月末時点)で、今回の買収でさらに膨らむ見通しだ。年間の売上高9兆1500億円を大きく上回り、財務体質の悪化を懸念する声は根強く、それが売りを誘った。他方、『ポケモンGO』のヒットに沸く任天堂の「ポケモノミクス」は続いている。この日も売買代金は7000億円を超え、東証1部全体の2割強を占め、終値は3万1770円と前営業日比14%上昇した。
33業種中30業種が上昇した。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、海運(2位)、パルプ・紙(3位)、ガラス・土石(4位)、医薬品(5位)となった。
TOPIX +14 @1,331
日経平均 +225円 @16,723円
米国株高と円安を好感して、TOPIXも日経平均も6日続伸した。月末に日銀の金融政策決定会合を控えており、海外投資家を中心に追加金融緩和への期待が強いことも相場を押し上げた。今期予想ベースでは、日経平均構成銘柄のPERは前週末時点で13倍台でバリュエーション面からも割安感が強く買いが入りやすい。
https://www.asset-alive.com/nikkei/fundamental.php
日経平均は、過去1年間の価格帯別累積出来高をみると1万6600円~1万6900円に最も集中しており、まさにその分厚い雲の中に突入した。1万7000円を一気に上抜けると上昇に弾みが付きやすくなる。
3.3兆円の英国半導体大手ARMの大型買収を発表したソフトバンクグループ株は10%下落し、日経平均を約75円押し下げた。それがなければ上げ幅は300円に迫るところだった。3.3兆円のうち約2兆円は自己資金で賄い、1兆円はみずほ銀行からのつなぎ融資で調達する。ソフトバンクグループの有利子負債額は11兆9200億円(16年3月末時点)で、今回の買収でさらに膨らむ見通しだ。年間の売上高9兆1500億円を大きく上回り、財務体質の悪化を懸念する声は根強く、それが売りを誘った。他方、『ポケモンGO』のヒットに沸く任天堂の「ポケモノミクス」は続いている。この日も売買代金は7000億円を超え、東証1部全体の2割強を占め、終値は3万1770円と前営業日比14%上昇した。
33業種中30業種が上昇した。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、海運(2位)、パルプ・紙(3位)、ガラス・土石(4位)、医薬品(5位)となった。