昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +134.29 @18,506.41, NASDAQ +28.33 @5,034.06)。ドル円為替レートは105円台後半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が980に対して、下落銘柄数は878となった。騰落レシオは102.77%。東証1部の売買代金は3兆1130億円へ膨らんだ。
TOPIX +6 @1,317
日経平均 +112円 @16,498円
最近の欧米株式相場の上昇基調と円安基調を受け、TOPIXも日経平均も5日連続で上昇した。2月12日安値と6月24日安値をW底とするダブルボトムを形成した。株価サイクル③の段階に入ってきた。しかし、日経平均株価が5日続伸となったのは、ファーストリテイリング株の大幅高が主因だった。売買高を伴って急騰し、前日比18%高とストップ高で引けた。本日はファーストリテイリング1銘柄だけで196円も日経平均を押し上げた。これがなければ日経平均はマイナスとなっていた。
ファーストリテイリングの買いの主体となったのは海外の機関投資家とみられている。ファーストリテイリングは本日7月14日、想定レートを1ドル=103円と円高方向に見直したことに伴う為替差損で、15年9月~16年5月期決算(国際会計基準)は、連結純利益を前年同期比46%減と大幅に引き下げた。ところが3~5月期の国内事業の利益率が前年同期比0.9%改善したことが大いに好感された。「ユニクロ・サプライズ」である。また、先行していた任天堂も強く、「ポケモノミクス」の狂想曲は続いている。スマートフォンアプリ「ポケモンGO」の大ヒットが好感され、株価はこの日も10%上昇した。
33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、証券(2位)、その他製品(3位)、銀行(4位)、その他金融(5位)となった。
TOPIX +6 @1,317
日経平均 +112円 @16,498円
最近の欧米株式相場の上昇基調と円安基調を受け、TOPIXも日経平均も5日連続で上昇した。2月12日安値と6月24日安値をW底とするダブルボトムを形成した。株価サイクル③の段階に入ってきた。しかし、日経平均株価が5日続伸となったのは、ファーストリテイリング株の大幅高が主因だった。売買高を伴って急騰し、前日比18%高とストップ高で引けた。本日はファーストリテイリング1銘柄だけで196円も日経平均を押し上げた。これがなければ日経平均はマイナスとなっていた。
ファーストリテイリングの買いの主体となったのは海外の機関投資家とみられている。ファーストリテイリングは本日7月14日、想定レートを1ドル=103円と円高方向に見直したことに伴う為替差損で、15年9月~16年5月期決算(国際会計基準)は、連結純利益を前年同期比46%減と大幅に引き下げた。ところが3~5月期の国内事業の利益率が前年同期比0.9%改善したことが大いに好感された。「ユニクロ・サプライズ」である。また、先行していた任天堂も強く、「ポケモノミクス」の狂想曲は続いている。スマートフォンアプリ「ポケモンGO」の大ヒットが好感され、株価はこの日も10%上昇した。
33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、証券(2位)、その他製品(3位)、銀行(4位)、その他金融(5位)となった。