米6月度非農業部門雇用者数変化 [前月比]
前月実績 +1.1万人(+3.8万人から下方修正)
事前予想 +17.5万人~+18.0万人
結果 +28.7万人
6月失業率
先月はベライゾンのストライキという特殊要因があったにせよ
非農業部門雇用者数が予想を10万人も上回ったのは意外でした。
この結果を受けダウ先物は100ドルを超える上昇。
ドル円相場も101円台に乗せましたが、その後100円台に戻るなど
こちらは相変わらず不安定な動きが続いており
引き続きEU発の金融不安が尾を引いているのかも知れません。
一方で、この結果が7月の米利上げ観測と日銀の追加緩和観測にどの様な影響を及ぼすのか?
またまた頭の痛いところですが、取り敢えず雇用が伸びていることはGood Newsでした。
因みに今回の統計結果(+28.0万人)は事前予想を大きく上回っただけでなく
昨年5月の+28.0万人(失業率5.3%)同じく10月の+27.1万人(失業率5.0%)に匹敵するだけに
かなりインパクトのある数字だと思います。