米国・EUの株安はすっかり戻って来ましたが、東京市場の戻りは５日続伸と言っても海外に比べて今一つと皆さん思われているのではないでしょうか。世界同時通貨安が原因である事は皆さんお分かりの通りだと思います。日銀のこれ以上金融緩和・マイナス金利を実施したくはないとすると、政府による財政出動しかないと思われます。１３世紀のチンギス・ハン帝国の様な自由貿易と通貨政策、行政組織と交通制度が出来ないものでしょうか。文化・宗教・生活習慣に一切関与しない、安上がりな行政組織・政府を構築する事は今の世界では無理かもしれません。世界初の不換紙幣交鈔を発行し、貿易の拡大と経済発展のために、通貨発行量の増加に見合った通貨需要量の増大に努めた事は誰もが知っている事なのですが。
