本日の日経平均は朝方16,400円付近まで上昇しましたが、
英国のEU離脱という投票結果を受けて大幅下落。
一時年初来安値を更新し、終値でも15,000円を割り込みました。
さすがにこの投票結果は完全に想定外。
予想していた最後の買い仕掛けも失敗した模様で、16,320円を上回ったものの
17,000円には遠く及ばない中途半端な上げで終了となりました。
現在の分析
朝方日経平均は16,320円を上回ったため、5月31日から6月16日の下落が
A-3-ⅰ波であると判断を修正します。
6月16日から本日までがA-3-ⅱ波のリバウンド。
現在A-3-ⅲ波の下落に突入したものと判断します。
前回の判断ではⅲ波と判断した下落が15,400円という非常に浅い位置で
止まったため違和感が残りましたが、今回は既に年初来安値を割り込んでおり
破壊力は抜群。今度こそ下落の本番ⅲ波で間違いないと考えます。
また、ⅰ波の値幅が1,850円という大きさに拡大したため、
ⅲ波の値幅は黄金比からすれば3,000円程度。
14,000円を一気に割り込み13,500円付近まで下落が進む可能性も高くなりました。
リバウンドⅳ波以降の基本的な考え方については特に変更はありません。
イギリスのEU離脱という結果は本当に予想外で
買戻した分の半分以上の売り直しが出来ないままこの下落局面を
迎えることになりました。
まさか16,500円すら越えずに失速するとは…(TT)