本日の日経平均は15,800円台まで下落。
5月2日の安値15,975円を明確に割り込みました。
このことによりリスクシナリオがほぼ消滅し、
4月25日の17,600円でX波が終了していたことを確認。
また、5月31日の17,250円でA-2波が終了し、
現在はA-3波である可能性が高いと判断できます。
どのような局面であっても相場に絶対はありえませんが、
自分の分析が正しいものと考えて良い状況と言えます。
現在の分析
5月31日より下落の本番となるA-3波に突入。
6月6日までの下落がA-3-ⅰ波。
6月8日の16,830円が戻り高値となり、A-3-ⅱ波が終了。
そこからA-3-ⅲ波に突入したものと判断出来ます。
強烈な破壊力をもった崩壊となるため、大きなリバウンドがほぼないまま
下限まで到達するはずで予想到達点は14,000円~14,800円。
タイミングとしてはサイクル計算の日柄から6月20日付近が妥当か。
4月安値の15,500円や2月安値の14,800円などは抵抗ラインとも考えられるが、
おそらく突破してくると考えています。
A-3-ⅲ波で14,000円を一気に割り込むかどうかの判断は難しい。
また、この下落が終わればリバウンドA-3-ⅳ波に突入することになるが、
日銀会合や英国のEU離脱に関する選挙が反転予想時期と重なっているため、
この局面で日経平均は値幅1,000円クラスのカウンターリバウンドが発生する
可能性が高いと予想しています。
ただし、このリバウンドは短期間で終了し最後にA-3-ⅴ波の下落を迎えて
A-3波が完成。
このタイミングでも日経平均14,000円を割るかどうかは微妙なところ。
A-3波が終わればリバウンド局面であるA-4波に入ることになりますが、
おそらく7月中には最後の下落となるA-5波に突入し日経平均13,000円台を
見ることになると予想しています。
6月前半は自分の分析が外れた時に備えて防衛型中心の思考で動いてきましたが、
本日の値動きによりリスクシナリオが消滅し守りを意識する必要がなくなりました。
既に利益額も満足のいく水準に達しているので気持ちも安定。
ここからは出来るだけ利益の最大化を狙う攻撃型の思考に切り替えていきます。
この局面は追撃売りが極めて有効ですがA-3-ⅳ波の強烈なカウンターには要注意。
もちろんリスクコントロールは大前提ですが(^^;