東証4日ぶり大幅反発 米株急伸、原油下落や円安も支援

kuma_kuroiwaさん
kuma_kuroiwaさん

 6日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに大幅に反発した。大引けは前日比340円23銭(2.63%)高の1万3254円89銭で、3営業日ぶりに節目の1万3000円を上回った。米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で強いインフレ警戒姿勢を示さなかったことや原油価格の下落を受け5日の米国株式相場が急伸したため、トヨタやソニー、キヤノンといった輸出関連株を中心に幅広く買いが入った。外国為替市場で円相場が1ドル=108円台と円安基調で推移したことやアジアの株式相場が総じて堅調だったことも支援材料となった。東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに大幅に反発した。
 日経平均の上げ幅は7月22日(381円26銭)以来約2週間ぶりの大きさで、25日移動平均線(6日時点で1万3138円)を4営業日ぶりに上回った。株価の堅調さを受けて損失を限定させるための買い戻しが増加したとみられ、日経平均は後場に入り一段高となった。


kuma_kuroiwaさんのブログ一覧