6月MSQに向け、G.Sの強気姿勢が顕著になりました。
ただ、G.Sのバックにいる大口顧客が海外勢とは考え難いので
恐らく国内の機関投資家ではないかと思われます。
そして、G.Sを窓口にしている国内機関投資家といえば、先ず思い付くのはGPIFで
どうやらサミット終了後も引き続き日経平均株価を支える予定なのだと推察しています。
しかしGPIFの2016年度収支は大幅な赤字が予想されることからも想像出来る様に
ある程度株価が上昇すれば利益確定を急ぐのではないかと考えています。
だとすればそのタイミングが何時なのか?
個人的には、6月MSQ(10日)~日銀金融政策決定会合(15日~16日)付近から要注意かと。
(妄想よりやや予想に近い私見です)
ところで、昨夜はNY市場が休場ということもあり、日経平均先物に大きな動きはありませんが
本日安倍首相が「消費税増税延期」を正式に発表する予定なので
円安傾向は変わることなく、今日も東京市場は底堅いのではないかと考えています。
ただ6/3の米雇用統計発表まで出来高は少ないことが予想されますので
日経平均が18000円へ向かって動き出すとすれば、来週の可能性が高い様な気がしています。