5日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続落。終値は前日比18円52銭(0.14%)安の1万2914円66銭だった。相場全体の方向性を決定付けるような手掛かりが見当たらなかったうえ、4―6月期決算発表の一巡で個別材料も乏しく、1日を通じて前日終値を挟んでの神経質な推移が続いた。大引けにかけては日経平均先物9月物への断続的な売りが出て、きょうの安値圏で終えた。東証株価指数(TOPIX)も小幅に3日続落。
朝方には、先物への売り方の買い戻しをきっかけに上げ幅を100円超に拡大し、1万3000円台に乗せる場面もあったが、上値追いは続かなかった。後場は節目の1万3000円が上値抵抗となったことで、大引けにかけての見切り売りを呼び込んだ。


