麦秋、その前に、
ど!根性手書き東京ローソク足
OPEN16390
HIGH16630
LOW 16390
CLOSE16470
WINDOW none
さぁ~つ物言わぬ虚空の彼方よりあらわれいでよローソクよ!!
TOKIOの眞實・眞相を吾に告げよ!
あらはれいでたるローソクは、「上影陽線」ローソク・ボディ+80.上髭+160.下鬚0.
この場合、市場のメンタルは、失望・高値警戒感。
ローソク足並びは、13日の大陰線の「孕み」。方向性は、下と見る。
映画「麦秋」小津安二郎監督。
婚期を逃しつつあるOLと男やもめの大学教授の父の物語。やふやく縁談が纏(まと)まって、父に別れを告げる一人娘。ラスト・シーン。
「それでは、お父様行って参ります」原節子。
「うん、ぢゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」笠智衆(りゅう、ちしゅう)。
!カット!「あのねキミ。ボクの言ふとおり、泣いて御覧なさいよ」小津安二郎。「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」笠智衆。
カット!カット!カーット!
だふしても、笠は、泣かふとしなひ。
「さぁ~っ!泣け!なーけ!泣け!泣けっ!頼む!泣け!おいこらっ~っ!泣けーっよ~っ!」監督&助監督。
ここで泣ひたら、漢(ヲトコ)が、すたると笠は、思い込んだ?
それとも、頑固一徹、肥後もっこす?
ともかく、笠は、泣けなかった。それが為に、あの父の茫洋とした顔が、フイルムに残った(あれは、昭和の日本人の懐かしい父の顔だ!)。
小津監督は、仕方も無し、不本意ながらと作品を世に出したところ、・・・このラスト・シーンは、大方の日本人を唸らせた。いはゆる無・演技。
噫々!昭和は遠くなりにけり。
皐月つちのゑいぬ日 ほんまそうかい記