株式市場独り言さんのブログ
5/12 決算メモ 大林組 割高に見える株価水準
《独り言》
大林組が決算を公表しています。
印象は堅調だがコンセンサスを下回る利益予想がネガティブ。
清水建設もそうですが、株価水準が相対的に高い割には利益水準が
- コンセンサスを下回る
- 前年並みか前年を下回る
という状態であり、現状ではそれほど建設会社を強気に見れません。
繰り返しになりますが、不動産のほうがよさそうです。
なお、本日、場中の決算発表後、株価は下落しています。
高水準にある株価が上抜けるには材料が足りない印象です。
貸借倍率:3.78倍。
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決算ポイントは以下の通り。
①決算は増収増益
②業績見通しは増収減益。利益ベースではコンセンサスを下回る。
③配当は28/3月期は増配。29/3月期は据え置き。
④事業環境については見通しで会社は以下の通り言及。
・公共工事の発注は減少しているものの民間工事の発注は堅調に推移。
・国内工事の利益率改善
・見通しにおいて、国内外ともに売り上げの増加を見込んでいる。
<決算概況>
27/3 28/3 29/3予想
会社 コンセンサス
売上高 1,773,981 1,777,834 1,915,000 1,853,517(百万円)
営業利益 48,388 106,380 95,000 103,250
当期純利益 28,695 63,437 63,000 66,900
配当 10 18 18 - (円)
<株価推移>
6カ月株価推移
2年間株価推移
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関連銘柄:
大林組(1802)