昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +222.44 @17,928.35, NASDAQ +59.67
@4,809.88)。ドル円為替レートは108円台半ばのやや円高方向へ動いた。本日の日本株は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が899に対して、下落銘柄数は925となった。騰落レシオは102.34%。東証1部の売買代金は2兆1875億円。
TOPIX
-1 @1,334
日経平均 +14円
@16,579円
米国株高を受けて、TOPIXも日経平均も高く始まり、日経平均はザラ場では250円ほど高くなったが次第に失速し、一時はマイナス圏まで下げ、結局、小幅高で引けた。昨日25日移動平均線を回復したが、10日移動平均線はまだ回復できていない。中長期投資家は様子見姿勢を強めている。買い手不在で容易に動かすことができる株式市場は、短期で値幅取りをしたいヘッジファンドにとって魅力的であり、短期筋が「円買い・日経平均先物売り」を仕掛けて日経平均をなすがままに動かしているようだ。
33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、その他金融(1位)、石油・石炭(2位)、陸運(3位)、医薬品(4位)、証券(5位)となった。