5/11 決算メモ 千葉銀行 業績改善が見込めない

[株式市場独り言さん]

《独り言》

地銀大手の千葉銀行が決算を公表しました。

印象は減益予想やむえず、業績改善が見込めないくネガティブ。

増配傾向にあることはポジティブだが。。。

決算は経常利益は有価証券の売却益などで増益となったが、

業績予想は減益予想。

国債の売却損益等を除いた実力を示すコア業務純益は減益傾向。

（コア業務純益：27/3月期：671億円→28/3月期657億円→29/3月期予想638億円）

貸し出しは伸びているが、現状においては収益性の改善が見込めない。

＜ご参考：収益性・利ザヤの状態＞

　　　　　　　　　　　　　　　27/3月期　　　28/3月期

・資金運用利回り（収益）　　　　1.16　　　　　1.06

・資金調達原価（コスト）　　　　0.79　　　　　0.72

・利ザヤ　　　　　　　　　　　　0.37　　　　　0.34　

国内業務において上記の傾向は基本的に全行共通化と。

メガの場合、海外業務がどの程度寄与するかが注目される。

株価は底値圏にあるが、下値リスクがないかというとないとは言い切れない。

貸借場率：3.14倍

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ポイントは以下の通り。

①決算は増収増益。

②業績予想はこれまで通り減益予想。

③配当は増配基調。

④業績ついては上記の通り。

＜決算概況＞

　　　　　　　　27/3　　　　28/3　　　29/3予想

経常収益　　 224,266　　　228,693　　　公表せず（百万円）

経常利益   　　84,244　　　 85,556 　　   76,500

当期純利益　　57,033　 　　55,444　 　　52,000

配当　　　　　       13               14                15 （円）

＜株価推移＞

6カ月株価推移

2年間株価推移

（注）投資判断はご自身でお願いします。

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