本日の日経平均は大きく上昇し16,500円を上回りました。
戻り売りを行うべき局面に突入したものと判断。
ただし、今後の株価の動きについての見方は流動的で
定まっていません。
現在の分析状況
17,600円からの下落A-1波が現在まだ続いている場合。
戻りの上限は16,800円付近までと考えられ、16,500円より上には
それほど長く滞在することなく再び急激な下落となり15,500円付近に
近づきA-1波が終了。その後、大きなリバウンド局面となる予想。
A-1波が16,000円割れまで日経平均が下落した時に終了していた場合。
現在は既にリバウンドA-2波に突入していることになります。
この場合、16,800円付近で上昇が止まるかどうかはかなり微妙。
X波が終了した時に上へのオーバーシュートが起こらなかったこと
から売りが溜まったままになっている可能性が高く、今回のA-2波は
かなり強力なリバウンドを警戒する必要があります。
上限は17,000円~17,500円、場合によっては17,600円付近までの全戻し。
大事なことは4月25日に付けた17,613円を上回らないということ。
17,613円を上回った時点でX波が終了したとの判断が間違いであったことに
なります。
どちらのシナリオも想定した上で戻り売りを行う必要のある場面。
X波が既に終了していたとの判断が誤りとなった時のリスクも当然考慮。
17,000円を上回った場合、現在既にA-2波に入っているとの見方が強化。
ただし、メインターゲットはあくまでもA-3波の下落。
おそらくここで一気に2月の安値14,800円を突破する下落が起こるため、
いかにしてそこを大きな売りポジションを抱えた状態で迎えるかということ。
今年後半戦に向けて大事な局面なのでしっかりと動いていきたい。