5/9 決算メモ HOYA 判断材料に欠ける

《独り言》


HOYAが決算を公表していますが、

当社はこれまで通り通期業績予想を来年1-2月に公表する予定であり、

現時点で判断するべき材料は少ない。


判断材料に欠けるというのが率直な印象です。


会社説明によると以下が業績予想の公表が遅れる理由としている。

- 情報通信事業の製品はその多くが中間生産財であり、

  デジタル家電製品等の最終消費財の景況によって左右される

- 為替変動の影響を受ける 


正直、このような会社の株は買えないというのが個人的な見方です。

円高はネガティブというので、その点も買えない理由の一つになります。


ポジティブな材料を挙げると、オリンピック需要で当社製品の販売が伸長する可能性になります。

収益率も高いですね。


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決算ポイントは以下の通り。

①決算は増収増益。

②業績予想は追って公表される。

③配当は28/3月期は据え置き。予想は追って公表。

④経営環境として部門別状況は以下の通り言及。

・情報・通信事業

 - 半導体、液晶関連製品はスマホや大画面TVの需要堅調で増収。

・ライフケア事業

 - メガネレンズは国内伸び悩み、海外販売増加。

・メディカル関連製品

 - 医療用内視鏡は北米で厳しく、アジアは増収。全体では減収。




<決算概況>


        27/3    28/3   29/3予想

営業収益   489,961  505,714    未定(百万円)

営業利益     118,249  119,099    未定  

当期純利益     92,804   93,175    未定

配当          75             75           未定 (円)




<株価推移>


6カ月株価推移



2年間株価推移




(注)投資判断はご自身でお願いします。

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