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金融資産と年金
日本人の金融資産をアメリカやヨーロッパなどと比較した場合、現預金の比率が高いのは有名ですが、保険と年金が占める割合は3割程度で、これらの国とほぼ同じなのです。日本人は保険好きと思われていましたので、意外かもしれませんが先進国並みなのです。
年金といっても、国民年金は少なく、サラリーマンなどが給料から積み立てた厚生年金や共済年金、それに私的に加入した保険などが、老後に支給される年金資産となります。年金だけでは生活できないとよくいわれますが、実際に計算してみると年金の重みが実感できます。
仮に、月に25万円の年金をもらっている人が、25年間生存した場合の年金収入は、75百万円に達します。それを現在価値に換算したものが、金融資産になります。普通のサラリーマンでも、4~5千万円の金融資産を持つことになるのです。
年金受取権を加えた金融資産が1億になっても、富裕層になった実感がわかないのはこのためです。
しかもこの部分は、長生きとマイナス金利で増加傾向にあります。長生きは、年金会計から見るとあまりいい傾向ではないようです。
そうなると、これからの老後はますます厳しいものとなります。老後を豊かに暮らすにはどうしたらいいのでしょうか。
「波乗り投資法2016年版」に下記を追加しました。
2-24 老後を豊かに暮らすには
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