テーマ:日経平均16000円近辺は割安か?割高か?

《独り言》


別添えの画像は日経平均とPERの推移などを示している。

以下のURLで確認できる内容である。

http://nikkei225jp.com/data/per.html


一般的にPERは14-16倍で推移するといわれていて、その水準が緑色のレンジで示されている。


このサイトで計算されているPERは5/2で14.79倍となっている。

EPS(一株当たり利益)は1091.78円。


では円高が進行してEPSが1000円の水準まで低下するとする場合、日経平均はどこまで下がるのか?

計算は簡単である。


EPS×14倍を下限とすると、

1000×14=14,000

となる。


結論としては、

①現状の日経平均のPER14.79倍は割高でも割安でもない。

②PER14倍を下限とすると15274円が一般的に下限とみてよい水準で割安といえるのだろう。

③もし、EPS1091.78円に円高の水準が十分織り込まれていなく、さらにEPSが低下するとなると14,000円程度まで想定する必要があるかもしれない。

ということである。


この状況を踏まえつつ、ポジションを構築するのが望ましい。

割安感があるとみるのはまだ早いのだろう。

少なくとも直近安値近辺の15,500円。さらにPER14倍前後の15,000円を想定しておくのが良いのかもしれない。


皆様は相場をどうご覧になっていますか?

ご意見ありましたらお知らせください。


(注)投資判断はご自身でお願いします。

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2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件

ほんまそうかいさん、

コメントありがとうございます。


人それぞれの生活スタイルにあった投資手法があると思います。

ただ相場を続けるには、リスクは自分が許容できる範囲でしかとってはいけない、ということかと。リスクのコントロールができているかが重要だと思われます。


リスクの取り方は、

保有資産に対してどの程度なのか、

どのくらいの期間運用するのか、

買いポジションだけなのか、売りポジションはいらないのか

損切や益出しができるのか

などいろいろあると思います。

人それぞれです。


個人的にはほんまそうかいさんの投資手法は

無理なくリスクをコントロールしたうえで、売り時もきっちり捉えられた

ものとしてポジティブな印象を持っています。


ちなみに僕は個別銘柄の分析と投資をしていますが、基本的には日本経済のファンダメンタルズの方向性を把握したい、というのが一義的な理由です。

決算分析の結果を日本経済、日本株全体の先行指標としてとらえたいと考えています。


ところで日経平均の先行きですが、個人的には

一つは(当面下がるリスクを意識つつ)株価が安くなったら買うというのと、

もう一つは相場が上昇するタイミングはいつか

という二つの軸で考えたいと思っています。


前者については上述したように15000-15500円という見方があります。

後者については5月中旬には反転しうるのではないかという見方です。

(5月のスケジュールとイベントから判断しています。ブログを後ほど書きます)


この二つの軸がかみ合えば投資するタイミングとして良いのではないかというのが個人的なViewとなっています。

以前ブログで書きましたが、株価が本格的に上昇するシグナルは銀行株が上昇し始めたという時と考えていますので、銀行株が上昇し始めた時を逃さないようにした方がよいとも思われます。


独り言様。おひさしぶりです。

いつも興味深く、ブログを拝見しております。

小生は、ファイナンシャル・プランナー(といっても資格を持ってるだけ、実際は、人生のキャリアは、ほとんど保険屋さん、それと母所有のアパート・ビルの管理運営)。つまりpersonal financeが専門。corporate financeは、正直わかりません。個別銘柄物色は苦痛です。またサラリーマンほとんど、やってませんから、あんまり企業事情にも詳しくないです。


手法として、NK225が暴落したら、その都度、小部資金を日経レバETF(1570)に投じていく手法が、小生には向いているんじゃないかと思っています。15000~15500円ぐらいがターゲットでしょうか。またこのくらいなると、国のETF購入にも、頼れるのでは・・・・。

「投資の秘訣は、暴落の度に、少額投資を行う事だけである。」ジョージ・ソロス言。これからも、よろしくお願いします。        拝



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