2011年に1ドル=75円台という歴史的な円高を経験したドル円相場は、
2015年に一時1ドル=125円台まで下落、円安が定着したかに
見えました。
安倍首相及び黒田日銀総裁が打ち出した大規模な金融緩和は、
経済界や投資筋はその手腕を高く評価しました。
しかし、今年2016年から状況が一変し、再び1ドル=100円をうかがう
レベルに逆戻りし、円安・株高をもたらした「アベノミクス相場」は
とうとう一般国民には評価されないまま終焉が決定的となり、日本経済の
先行きに対する不透明感が強まっています。
4月29日のドル円相場は、106円台となっており、そう遠くない時期に
105円台を経由し、いよいよ100円割れも見えてきています。
29日は祝日で東京の株式相場も休場ながら、海外のCFD取引は
おこなわれており、日経225のCFDは既に16000円割れです。
MT4 ドル円 月足チャート 4/29日現在
MT4 日経225CFD 4時間足チャート 4/29日現在
出典ブログ: http://tensoko.diary.to/