<独り言>
ANA決算を公表。
印象はポジティブ。
増収増益基調が
- 国内線旅客:訪日外国人の増加などのによる国内航空需要
- 国際線旅客:ビジネス需要や訪日需要が拡大する見通し
- 貨物:円高が輸入需要に対する押し上げ効果を期待
期待できる環境下にある。
なお、為替リスクについては、外貨収入よりも外貨支出の方が多く、円安になった場合は収支にネガティブに反応するとしている。つまり、円高がポジティブとなる。
ポイントは以下の通り。
①決算は増収増益。
②会社予想も増収増益。業績予想における為替前提は115円と保守的。
③配当も増配基調。
④部門別状況は以下の通り。
・国内線旅客は若干厳しめ。北陸新幹線開業などがあった。増収維持も旅客数は減少。
・国際線旅客はテロもあったが、ビジネス需要が好調。国際線旅客数は前年比+13.3%。
・貨物は円安が輸入用の輸送量減少をもたらしネガティブに影響。
<決算概況>
決算業績及び会社予想は以下の通り。
27/3 28/3 29/3予想
売上高 1,713,457 1,791,187 1,810,000(百万円)
営業利益 91,541 136,463 145,000
当期純利益 39,239 78,169 80,000
配当 4 5 6(円)
為替 ドル 109.94 120.14 115
6カ月株価推移
2年間株価推移
(注)投資判断はご自身でお願いします