<独り言>
大和証券本社グループが決算を公表。
第4四半期の決算を見る限り、印象は野村證券よりはましだが、現状の金融市場の環境下においては、証券業界が厳しい収益環境であることが確認された。
投資スタンスとすると、基本傍観。
大和を買うなら野村を売っておくのがベター。
野村より良かったのは、野村の海外事業が足を引っ張亭ることであるが、
①減益の規模が小さい。
②配当の減配規模も小さい。
③業績予想はこれまで同様に公表されていない。
④ホールセール部門では増益となった。
ポイントは以下の通り。
①決算は減収減益。
②配当は中間期は増配だったものの、下期は減配。トータルで前年対比1円減配の29円。
③部門別状況は次の通り。
リテール
- 減収減益。預かり資産減少がネガティブに。
ホールセール
- 増収増益だが、マイナス金利導入時のトレーディング収益が寄与した模様であり、どちらかというと一時的要因とみられる。
アセットマネジメント部門
- 減収減益。運用資産残高減少が減収減益をもたらした。
投資部門
- 減収減益
6カ月株価推移
2年間株価推移
(注)投資判断はご自身でお願いします