1日の米国株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は前日比51ドル70セント安の1万1326ドル32セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は14.59ポイント安の2310.96で終えた。景気や企業業績に対する警戒感から売りが出た。
朝方に発表された7月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比5万1000人減と、7カ月連続のマイナスとなった。失業率は5.7%と、4年4カ月ぶりの水準に悪化。米景気の低迷は長引くとの懸念が広がった。4―6月期の決算が大幅赤字となったゼネラル・モーターズ(GM)が売られたことも重し。ダウ平均は110ドル超に下げ幅を拡大する場面があった。


