日本証券業協会の稲野会長は20日の記者会見で、4月から本格的に始まった未成年者向けの少額投資非課税制度「ジュニアNISA」について「出足は極めて鈍いと感じている」と述べたそうです。
十分にデータを持ち合わせていないと断りつつも、「4月月間の口座開設数は10万口座には満たないのではないか」との見方を示したそうです。
その要因として稲野会長は、平成26年1月に始まった成人向けのNISAに比べて制度が複雑で説明や理解に時間がかかる点や、口座開設手続きに必要な書類が多い点などを挙げたそうです。
ただ、一定程度の時間があればジュニアNISAに対する認知度が高まり理解が進むとの見方から、稲野会長は「決して悲観する必要はない」とも語ったそうです。
うちでもまだジュニアNISAには入っていません。