17,000円前後のしこり玉帯に跳ね返された

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +49.44 @18,053.60, NASDAQ -19.69
@4,940.33)。ドル円為替レートは108円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般も高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が834に対して、下落銘柄数は993となった。騰落レシオは95.36%。東証1部の売買代金は2兆2393億円。

TOPIX
+3 @1,366
日経平均 +32円
@16,907円

米国株は高安まちまち、円相場はやや円高方向へ動いたが、TOPIXも日経平均も高く始まり失速して陰線を引きながらも、辛うじて続伸した。チャートを見ると17,000円前後のしこり玉帯に跳ね返された形だ。2月12日安値と4月8日安値で2点底を形成しており、3月14日高値を上抜けるとさらに弾みがつきやすい。

株価がトレンドを継続するためには、売買代金が膨らむ必要がある。4月20日の東証1部の売買代金は2兆2393億円と、今年第一四半期(1~3月)の1日平均(約2兆5600億円)を下回った。ということは、今のところ、先物中心の海外短期筋による買い戻しが入っているに過ぎないという見方もできる。

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、その他金融(3位)、海運(4位)、不動産(5位)となった。


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