《独り言》
いちごグループホールディングスがH28年2月期決算を公表。
当社の概要としては、不動産の流動化の先駆者であり、ファンド運営や太陽光発電も展開する会社。
なお、いちごの由来は「一期一会」からということ。
いままで財務諸表を見たことなかったがインプレッションは面白い会社、ポジティブ。
不動産事業を中心としているが、保有不動産についてもValueUpを図り収益性向上を目指している。
不動産事業はこの先も続く日銀の金湯緩和政策により投資対象として魅力的なものになるほか、金低下により借り入れコストの減少を見込める。
先駆者として保有するノウハウなどに今後の事業展開が十分期待できる。
当社の株価は以下の通り右肩上がりだが中長期的な投資対象となるという印象を持った。
ポイントは、
・業績は拡大中
・新経営計画を策定(2016年までの前中期経営計画はほぼ達成している。)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120160419461332.pdf
・配当政策の変更(当期は増配予定)
である。
《概要》
・H28/2業績概要
- 売上:前年比+16.4%
- 営業利益:同+88.3%
- 純利益:同+90.4%
- ROE:21%
- 配当:3円(前年1.3%、来期5円)
・新経営計画概要
当期より新中期経営計画「Power Up 2019」を策定。
- 本業の不動産業の強化・深化
- ホテル事業、不動テックなどの新規事業の創出
- 格付け取得、借り入れの無担保化等による財務基盤の強化
- ROE15%以上
・配当政策概要
原則として「減配なし、配当維持もしくは増配のみ」を明確な方針とする累進的配当政策を導入。
(注)投資対象はご自身でお願いします。