米4-6月実質GDP1.9%成長、減税効果は限定的

kuma_kuroiwaさん
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 米商務省が7月31日発表した4-6月の実質国内総生産(GDP)の速報値は季節調整済みの年率換算で前期比1.9%増えた。住宅投資の不振で個人消費は伸び悩み、実質成長率は市場予測の平均(2.3%)を下回った。米政府が緊急実施した減税の効果は限定的でけん引力を欠き、内需の弱さを輸出の伸びで補う構造も一段と鮮明になった。
 GDPの約7割を占める個人消費は1.5%増。前期の0.9%増に比べると伸び率はやや高まった。住宅投資は15.6%減。マイナスは十・四半期連続で、2ケタ減は九・四半期連続。設備投資は2.3%増だった。


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