株育男さんのブログ
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【植物のお話】暑い夏の乗り切り方
毎日暑いですね〜
実は植物たちも、暑さでかなり参っているんです。
直射日光の当たる地面は温度が60度を越えたりしますから!
では植物たちはどうやって暑さを凌いでいるのでしょうか。
人間が汗をかくのと一緒で、
植物は葉っぱの表面にある「気孔」から水分を蒸発させて、
それで冷やしているんです。
で、その水分は根っこから吸収するのですが、
もし地面がカラカラで水分が不足していると、
植物も干上がって枯れてしまいます。
***
おうちで育てている植物が、
暑い日にクタっとなっていたら、
すぐに水を上げましょう。
特に、鉢やプランターに植えられているものは、
植物の大きさに比べて根や土の量がかなり制限されていますから、
地面に植えられている花より圧倒的に不利です。
人が気をつけて水やりをしてあげなければいけないですね。
***
さて、何か物事を解決したい時には、
逆転の発想で「他に解決策はないか」探ってみるのがいいです。
上記の話を読んで、何か別の解決策が浮かんだ人はいましたか??
ヒントは
「植物の大きさに比べて根や土の量がかなり制限されているから、
水が不足しやすい」
です。
***
では逆転の発想の披露です。
答え(の一つ)は、
「植物を刈り込んでしまう」
です。
思い切ってバサッ!
一般的には、根元から3-4節まで切り戻してしまいます。
特に、春に花を付けた植物は、
種がついたりして大きな図体になっており、
それが植物にとても負担になっているのです。
種をつけると「役割終了〜」と枯れてしまうヤツもいます。
植物を切る事に抵抗感がある人もいると思いますが、
人の髪の毛や爪も体の一部、それを切るようなもんだ、
とご理解ください。
何より、こうしてやると植物の負担が少なくなるのです。
***
悪い環境の時は身軽に。
秋になるとまた元気よく新芽が伸びて、
綺麗に花を咲かせます。
驚く事に、多くの植物は「切り戻し」をしてやる事で、
枝と花の数が数倍に増えるのです。
この切り戻しテクニックは、
種から芽が出て少し成長した時にも使うテクニックなんです。
#その時は「切り戻し」と言わず「ピンチ」と言いますが。
春、芽が成長したら一度バサっ!
花が咲いて一度散ったら、思い切ってバサっ!
これで何度も綺麗な花が楽しめます!
あらー こんな日記待ってたわ~♪
オイラも以前に、挿し木の日記を書いた事があるよん。
なんか、似てるねっ♪ あはっ♪
今宵の日記のネタに困っていたので
この日記からヒントを貰ったので・・・
ちょっと、オイラ風に書いてみるかな?(笑
あらら、純粋に植物のお話を書いたのだけど、
シノっち先生も植物がお好きなんですね! 似てる似てる♪
> この日記からヒントを貰ったので・・・
オイラも「朔」の日記から大いにインスピレーションもらいましたよ。
シノっち先生の日記も楽しみにしてます!
花がきれいに咲いてる!!
これを見て明るくなる人もいるんだよね!
こんばんはー花育成計画さん
なかなかいい日記ネタだね(^^ゞ
>上記の話を読んで、何か別の解決策が浮かんだ人はいましたか??
土の水分蒸発度の低い土壌にかえるとか?
専門的なことはわからないけど、
直接水をやる前に山の土とかあげてたきがするなぁ。。。
↑これ、うちのじいちゃん(笑)
>驚く事に、多くの植物は「切り戻し」をしてやる事で、
枝と花の数が数倍に増えるのです。
これははじめて知ったかも!
うーん!ためになりましたm(__)m
画像は「夏らしく」というチョイス。
元気になる感じでしょ!?
> 土の水分蒸発度の低い土壌にかえるとか?
それも正解の一つだね(いろいろ正解はある)。
『水が足りない=水をやる』という解以外の発想ができるかどうか、
植物を育てるのも奥が深いです(笑)
> これははじめて知ったかも!
一般に花をいっぱい付けるタイプの植物なら、
この戦法がききます。
キャベツみたいに、真ん中の芽をつまんじゃったら台無しなものには通用しない戦法です(笑)
さすがに、花のことは、よくわからないなぁ。
何せ、花を育てても、水のやり過ぎとか、少なすぎとかで、だいたい枯らせてしまって、あきらめているので。
でも蒔かない種は芽が出ないし、育ちませんよね!!
>「植物を刈り込んでしまう」です。
間引きもこの発想??
あら~、そりゃ暑くてたまりまへん!
やはり暑い日はどっか涼しいところに避難したいです。
やっぱり高いところ?
>思い切ってバサッ!
なるほど~、逆転の発想ですね。(考えた人は偉いなぁ~)
みずやりの注意。朝や夕方はOKですが、昼の暑い時間帯に水をあげると枯れてしまうことがあります。ご注意ください。
朝顔は、夕方たっぷり水をあげておくと、次の日いい花を咲かせてくれます。
花が咲くのには、かなりの水分を使うようです、つぼみを見つけたら、お花のみずやりこまめにしてあげてほしいですね。
稲もそうなんですよ。穂が出る時期に、水を切らさないように気をつけます。出穂水と言って、水を必用とする時期なんですね。
> みずやりの注意。朝や夕方はOKですが、昼の暑い時間帯に水をあげると枯れてしまうことがあります。ご注意ください。
あら、そうなんですか?
私は暑い時間にもガンガンあげてますよ。
もしよかったら、なぜ枯れてしまうのか、
そしてその回避方法(暑い時間に水をあげないといけない時もあるので)を教えてください。
> 花が咲くのには、かなりの水分を使うようです、
そうなんですよねー
花が咲いているヤツは、通常よりはるかに水を要求してきますよね。
同様に、花の咲き終わった後に種がついていると、
植物が消耗しますので、切り戻してやるのが良いですね〜
家庭菜園も今年始めたばかりだし、
たぁちゃんには、わからないことが多くて、
なるほどぉと思って読ませていただきました
プランター植えなんですが、
時にバサッも必要なんですね( ..)φ
植物を枯らしてしまう原因のダントツ1位は「水やり」ですから、
なかなか奥深いですよ〜
まずは植物ごとに好きな環境(水多め、乾燥ぎみetc.)を把握して、
その他陽当たりと気温を注意してやれば、
だいたい1シーズンは持ちますね。
その後は肥料やら根の具合で植え替えやら、
この日記で話題にした「切り戻し」などが必要になってくるのですが、
そのあたりは中級編ということで。
で、間引きはですね、
主に種を蒔く時に「高密度」だった場合に、
成長の良い物だけを残す、という発想です。
植物の場合、初期の成長が早いものがその後も順調に育つ株だということが多いので。
なかなか厳しい世界ですw
暑い日は避難したいですよね〜
植物達は動けないのでかわいそうです。
砂浜やアスファルトの上を散歩させられている犬とかも可哀想です!
花が咲き終わったら、バサっとやっちゃってください。
春に咲く花の多くが、
切り戻しして夏越しさせると秋に咲きますよ☆
4月5月に咲くヤツなら、7月ごろに2回目、
9月10月に3回目が咲くようなものもあります。
ぜひ試してみてください!
理由ははっきり分からないんですが、母が何時もそういってました。
一度暑い時間に水をやって怒られたことがあります。たぶんかれたからでしょうね。
母は、ゆだってしまうと言うんです。しゃんとしていたものでも、ぐったりしてしまうからだと思います。
正確な話ではありませんが、植物のダメージは、葉よりも根にあるのではないかと思っています。葉も、暑い時期に水をかけると、焼けてしまうこともあります。
昼の暑い時間にぐったりしていても、日が落ちかかってから水をあげても復活しますよ。4時くらいからだったら大丈夫だと思います。
一番暑い、2時前後を避ければ、いいのではないかと思っています。
朝顔も、種をつけないようにすると、次々花を咲かせてくれますね。
ゆりは、花が終わったら、めしべの部分を折ると、球根が育ちます。葉が枯れるまで世話をしてあげると、次の年もいい花を咲かせてくれます。球根で咲くものは、みんなそうだと思いますよ。
詳しい解説ありがとう。
お母さんが言われていた事は、
たぶんですが、
暑い時に水をやると、
水がお湯になって根を傷つける、
という事だと思います。
もし、そうのような状況ならば、
『水をあげない』という解決策ではなく、
鉢や土の温度を下げる、という解決策をやってあげるほうが、
植物の健康のためになります。
具体的には、直射日光が当たる時間を短くする工夫(置く場所を選んだり、日よけの設置)をする、
鉢や鉢を置く場所の「素材」を選ぶ(プラでなく、天然素材とか)、
排水性に気をつける(土や鉢を、排水性の良いものにする)、
鉢を2重にする、
土の表面に白い石を敷くetc.
こういうことを行えば、鉢や土の温度が下がり、
水をやっても湯立つことなく植物にダメージを与えません。
#水をやる時は、鉢の底から水が流れるぐらいたっぷりと
確かに昼間にぐったりしてても夕方に水をやれば立ち直りますが、
水を切らしてはいけない植物群の場合は、
萎れる前に水をやります。
例えば、カンナやダイアンサス類(カーネーション、ナデシコ)などは、
たとえ2時間でも4時間でも水が切れると、
切れたらその分、葉が枯れます。
植物の特性や、個体ごとの健康状態に合わせて、
水やりも臨機応変にしてあげることが大切だと私は思います。
…と長々と書きましたが、
水やりというのは植物に対してどう接するか(スパルタ or のびのび)とか、
植物の特性、その時の個体のコンディション、土壌の特性、鉢の特性、天候、明日の朝までの天候のヨミ、等々、
判断するための要素がいっぱいあるため、
花育成家の数だけ「水やり観」があると思ってます。
ですから、みのりさんの水やり観はそれで正しく、
私が書いたような事は私の水やり観、という事だと思います。
実際、トッププロの方どおしでも、
目の前にある一鉢にどう水やりするかは、
いろんな意見が出ると思いますよ!
#実は多くのトッププロの方とお話する機会があったのですが、
#一流と言われる人は、みなさん独自の水やり観があり、
#『水やりだけは絶対人にやらせない!』という方もいました(笑)
水が切れると、いけないものもあるんですね。
母の日のカーネーションが枯れてしまうのはこれが原因かもしれません。カーネーションの札に書いてほしいですよね。ここまで詳しく書いてくれてないと思います。
水を切らせないものに、稲も苗があります。土が乾いて葉が丸くなってしまうともうだめなんです。ですから、換気、涼しいうちにたっぷり水をあげる、目を離さないという感じで見守ります。人によって水のあげ方は違います、感覚の違いなのか、水をあげる人によって育ち方も変わってくると思います。
詳しい説明ありがとうございました。
植物は原産地の環境に似ている環境なら元気で、
そうでないと元気じゃないことが多いですね。
気温と湿度(土の水分)と陽当たりが3大要素で、
他には土のpHやらECやら肥料成分やら、風やら共生生物やら
様々な環境要素があります。
母の日のカーネーションは、
鉢植えのものでしょうか。
ナデシコの仲間は、陽当たりが大好き、
そして水はこまめに、そんな感じで育成してみてください。
#切り花の場合、必ず数週間のうちに枯れますが、
いろいろ延命法はあります。
あと、挿し芽で根を出すという事もできます。
> 人によって水のあげ方は違います、感覚の違いなのか、水をあげる人によって育ち方も変わってくると思います。
やはり小さな苗のうちは守ってあげあいといといけないのですね。