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東宝の純利益が妖怪ウォッチのヒットで過去最高も今期は減収減益
東宝が14日発表した2016年2月期連結決算は、純利益が前の期比15%増の258億円と過去最高だったそうです。
「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」や「バケモノの子」、「ジュラシック・ワールド」など配給した映画がヒットし、アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(5社)の255億円を上回ったそうです。
一般事業会社の売上高にあたる営業収入は11%増の2294億円だったそうです。
映画のヒットで劇場への入場者数が伸び、自社で製作・配給した映画も好調だったようです。
不動産事業では2015年4月に開業した「新宿東宝ビル」が寄与し、賃料収入も増えたそうです。
同日記者会見した浦井常務は「映画、演劇、不動産事業、すべて好調だった」と述べたそうです。
2017年2月期の営業収入は前期比6%減の2167億円、純利益は14%減の223億円と減収減益を見込んでいるそうです。
映画の興行収入を保守的に見積もるためで、「期待作がそろっており、前期実績を上回るよう努力する」(浦井常務)とのことです。
今期の業績予想はかなり保守的ですね。
たぶんクリアすると思いますが、いくつかの映画がこければ、達成できなくなってしまうかもしれませんね。
9602:2,950円
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東宝(9602)
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