7月31日の米株式相場は3日ぶりに大幅反落。ダウ工業株30種平均は前日比205ドル67セント安の1万1378ドル2セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4.17ポイント安の2325.55で終えた。経済指標の下振れなどが嫌気され売りが優勢となった。
早朝発表の4―6 月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率1.9%増となったが、市場予想(2.3%増)に届かなかった。週間の新規失業保険申請件数が前週比 4万4000件多い44万8000件と、市場予想を大きく上回った。米景気の先行き不透明感が意識され売りが広がった。


