「カレーハウスCoCo壱番屋」の冷凍カツなどが不正に横流しされた事件にからみ、「壱番屋」が、社員食堂から出た残飯(一般廃棄物)の処理を産廃処理の許可しか持たない「ダイコー」に委託しており、廃棄物処理法に抵触する可能性があるそうです。
壱番屋の担当者は9日、「委託契約した際、資格があると思い込み、確認していなかった」と釈明したそうです。
事業所の社員食堂から出た残飯は、廃棄物処理法で一般廃棄物に区分されるそうです。
壱番屋によると、2010年3月、ダイコーに産廃に当たる廃棄食品の処理を委託した際、社員食堂の残飯の処理も頼んだそうです。
担当者は「廃棄食品や残飯を堆肥化するという話だったので、環境保護の観点から好ましいと考えた」と説明しており、ダイコーから「残飯処理も可能」との説明を受けたものの、資格の有無を確認しなかったとのことです。
冷凍カツなどの横流し問題を調査していた愛知県から今年1月、指摘を受け、ダイコーが産廃処理の資格しかないことを知ったとのことで、壱番屋は「慎重に確認していれば防げた事態で反省している」そうです。
確認することは大事ですね。
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