《独り言》
ファーストリテイリングの平成28年8月期第二四半期決算はネガティブなインプレッション。
ネガティブとみる要因は以下の通り。
①業績予想及び配当予想の引き下げ
②減損などをしており事業の成長性ポテンシャルが感じられないこと
③2月末の為替レートを前提としてるが、2月末のレートは1ドル=112.66円。
現在は108円台後半。4円程度円高が進んでおり、更なる為替差損の発生が想定される。
会社の決算IRの資料は現時点では開示されていないため詳細は分からないところがあるが、
先の見通しとしてポジティブな材料を見出しにくい。
(ネガティブな材料は上記の通り)
<概要>
前年同期比の水準は以下の通り。
・売上 +6.5%
・営業利益 -33.8%
・当期利益 -55.1%
配当は配当予想額を引き下げた。
第二四半期 期末 合計(円)
・当初 185 185 370
・修正 185 165 350
連結業績予想を
-当初の1100億円から600億円に引き下げた。
決算短信によると、
・国内事業は減収減益
・海外事業は増収減益
ということ。
減損の理由は
①第二四半期までの影響を織り込んだ
②第三四半期以降の予想を引き下げた
③JBrand事業、ユニクロ事業の減損210億円を織り込んだ
④2月末の為替レートを通期のレートとして為替差損益175億円を織り込んだ
ということ。
(注)上記について、内容が正確でない場合もあります。個人的に備忘録、自分自身のマーケットの見方をまとめたものです。
投資判断はご自身でお願いいたします。また、予想も含まれていますが、日々変わる情勢に伴い、予想もかわることもあることを含みおきください。