衣雲さんのブログ
ブログ
タックスヘイブンの流出文書はどこに投げられた爆弾か
パナマの法律事務所からタックスヘイブンの利用実態について莫大な内部資料が流出し、世界的な話題になっています。でも、これはいったいどこに投げられた爆弾なのかな?と色々と調べていますが、まだ私の中では結論が出てません。
ひとつは、タックスヘイブンそのものに対して投げられた爆弾、という可能性。タックスヘイブンは租税回避のために用いられるだけではなく、金融監督機関が存在せず秘匿性が高いことから金融商品の濫造に一役買っていると言われています。サブプライム・リーマンショックのときも金融危機を誘発した悪役としてタックスヘイブンの存在が槍玉にあげられたのはまだ記憶に新しいと思います。来るべき金融危機に備えて、予めタックスヘイブンを叩いておくことで危機対処の足場を固めようということかもしれません。
もう一つは、特定の国・特定の人物に対して投げられた爆弾、という可能性。「中東の春」のときと同様に、西側から投げられた爆弾ではないでしょうか。中東の安全保障(=石油資源)を西側のコントロール下に置くためにも、シリアに対するロシアの影響を排除する目的で反プーチンの気運をロシア国内に醸成しようという意図なら理解は出来ます。膨大な資料であるためほとんど分析が進んでいないと言われていますが、メッシやジャッキーチェンの名前で世間の注目を集め、プーチン名前が真っ先に見つかるよう意図的に構成された資料であることは間違いないでしょう。逆に西側に属する重要人物の名前、たとえばアウン・サン・スー・チーや蔡英文は、これからいくら分析が進んでも出てこないと思います。逆にそういった名前が出てくるならば、既存の「西側」とは別の場所から投げられた爆弾ということになるかもしれませんし、その可能性もあります。
また、プーチンは「本丸」ではないとも私は考えています。そもそも、プーチンにとってのダメージはそれほど大きくないとも考えられます。たとえば本丸は中国の「誰か」かもしれません。もし流出資料が西側から投げられた爆弾なら習近平かもしれません。李克強など鄧小平一派から投げられた爆弾だとしても習近平がターゲットということになります。逆に習近平から投げられた爆弾なら、江沢民一派かもしれませんし、中国の覇権を妨げるあらゆる勢力がターゲットかもしれません。中国内部の闘争絡みなら、どこからどこに投げられた爆弾だとしても「どうぞご勝手に」といった感じになりますが、そうでないなら非常に面倒なことです。
いずれにせよ、これから誰の名前が挙がるか、追いかける価値のあるニュースです。
こんばんは。
中々、興味深いニュースですね。
流出元と流出対象、目に見えない闘争が、どう影響するか
今後の続報、気になります。
実際のところ数千兆円という額になると既に金融経済レベルの金額になるので、「税金を取りたい」といった感じではなさそうですよね…そこから税金取ってももはや財政が潤うか怪しい様な額だし汗
まだ自信はありませんが、一応、「妄想」という名の予想を書いてみようかな…
妄想、大いに結構だと思います。
言論の自由大いに駆使して、妄想でも大予測でも大いに想像力働かせて
くださいな。
いろいろと考える事は楽しいですし、。。。
大予想ぜひやってください。!!
言論の自由と言語の不自由を満喫しながら妄想書きました…笑
頭のなかだけならいろいろ考えることは楽しいですね!