東京証券取引所が31日発表した7月4週(22―25日)の投資部門別売買動向(東京・大阪・名古屋3市場、1・2部と新興企業向け市場合計)によると、外国人は5週ぶりに買い越しに転じた。買越額は133億円だった。前週は1780億円の売り越し。一方、個人は7週ぶりに売り越しに転じた。売越額は2024億円で、5月第3週(12―16日)に2936億円売り越して以来の高水準だった。金融不安の後退期待を背景に外国人投資家が買い戻しの動きを強めた一方、株価水準が上昇したことで個人投資家は戻り待ちの売りを先行させたようだ。


