日経平均株価は、大幅な下げから始まり、新年度相場となりました。
GPIF(年金基金)の今年1~3月期の運用成績が、7月の参院選の前に
発表される為、安倍政権は、何が何でも3月末の日経平均株価を
吊り上げるのであろうと思っていましたが、3月末のドレッシングも
実質的には見られず(おこなったのかもしれませんが、それ以上の売り
により全く効果なしか?)、12週連続する海外投資家の売り越しの
勢いのまま、下落相場に入っています。
これで、おそらく10兆円をはるかに超えるであろうGPIFの含み損の
発表となるのは避けられないでしょう。
正にアベノミクス完全崩壊の象徴です。
日経225の週足チャートで見ると、昨年6月に21,000円の手前まで
行ったところが、アベノミクスの天井であったのが明確に分かります。
最終的には、日経平均1万円割れも十分あり得ると思いますが、
チャート(下図)からみると当面のターゲットは、
14600~12300円のレンジではないでしょうか。
『天底チャート』 MT4版 日経225週足チャート 4月1日現在
出典ブログ: http://tensoko.diary.to/