円高を嫌気して4日続落も、一条の光明もあり

優利加さん
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昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +155.73 @17,481.49, NASDAQ +11.02
@4,774.99)。ドル円為替レートは111円台半ばの円高方向で推移した。円高を嫌い、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が555に対して、下落銘柄数は1,283となった。騰落レシオは129.13%。東証1部の売買代金は2兆4504億円。

米国株は大きく続伸したが、円高を嫌気してTOPIXも日経平均も4日続落となった。どちらも10日移動平均線を割り込んだ。原油価格は底打ちから反発への動きが続き、好調な米景気指標、米利上げペースの鈍化など、世界の株式市場を取り巻く環境は良い方向へ動いているのに、日本株だけが取り残されている。しかし、来年4月に予定される消費増税の先送りや補正予算(5兆円以上?)の編成といった政府の景気対策が打ち出されれば、そのうちに円高のマイナスを跳ね返すのではないか。まずは、3月末に向けてレパトリエーション(日本企業が決算に向けて外貨を売り円を買うこと)が峠を越え、機関投資家がお化粧買いをするため、上げやすくなる。

TOPIX
-14 @1,345
日経平均 -212円
@16,725円

33業種中27業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、輸送用機器(2位)、医薬品(3位)、精密機器(4位)、ゴム製品(5位)となった。


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