金融政策決定会合というイベントは無事通過

優利加さん
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昨日の米国株式相場は僅かに続伸した(DJIA +15.82 @17,229.13, NASDAQ +1.81
@4,750.28)。ドル円為替レートは113円台前半の円高方向へ動いた。本日の日本株は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が843に対して、下落銘柄数は947となった。騰落レシオは109.69%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆1123億円。

米国株がほぼ変わらず、ドル円為替レートがやや円高方向への動きという中で、TOPIXも日経平均も反落した。大方の予想通り、金融政策決定会合は金融政策の現状維持を決めた。失望売りから一時的に大きく下げたが、大きく崩れることはなかった。年度末に向けて配当取り狙いの買いや、年金のお化粧買いを期待して売りが引っ込んでいると推定される。日銀が投資信託のMRFにマイナス金利政策を適用しないことを決めた。にもかかわらず今日は証券株はやや下げて終えたが、ボディーブローのようにプラス方向にそのうち効いてくるのではないか。日銀の金融政策決定会合というイベントは無事通過したと言える。次は日本時間で17日午前3時に発表されるFOMCの結果待ちだ。今回の利上げはないとうのが主流の見方だが、さてどうなるか?

TOPIX
-8 @1,372
日経平均 -117円
@17,117円

33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、鉱業(2位)、鉄鋼(3位)、非鉄金属(4位)、不動産(5位)となった。


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