あれから5年… 今思えばあの大震災は衝撃的な事象の連続であった。
あの日停電で携帯のワンセグでテレビ放送を見て目を疑った。
津波である。
古来… 東北地方で津波と言えば岩手県三陸沿岸部と相場は決まってた。
最初テレビ映像では仙台市沿岸部に津波… あり得ない… それくらいショックだった。
人間とは想像つかないことには思考停止してしまう… そしてパニックになる。
流石に事の重大さに冷静に直視することが出来なかった。
気持ちと将来への不安… 数分おきに余震… 不安が募る中、年老いた親が作ってくれた暖かい夕食がせめてもの救いだった。
夜は暖をとる物は家にあったストーブ一台… これでしのいだ。
むなしく近所の鉄道の遮断機が警報が一晩中なり響いていた。
外は静まり返っている… 近くの避難所でもある小学校に夜中行ってみたが… 気持ちが沈んでる人々で焚き火の周りに集まり… ただ火を見ているだけだった。
長い夜… 夜中会社の同僚から携帯が繋がり、街中をドライブ… ゴーストタウンだ。
そして深夜帰宅… その日は眠れなかった。
そして朝を迎える… 。
待ちどうしい朝を迎えた… まずは今日これからだ…。
震災とは… 被災直後が酷いと思われる方が多いと思うが… その後の生活も耐えなければならないことがある。
今度はそれについて記したい。