東証反落 米金融不安再燃、主力株売られる

kuma_kuroiwaさん
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 29日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。大引けは前日比194円33銭(1.46%)安の1万3159円45銭だった。米国で地銀の破綻などから金融不安が再燃し28日の米国株式相場が大幅に下落したことが嫌気され、トヨタやソニーなど輸出関連株やみずほFGなど大手銀行株といった主力株中心に幅広く売りが出た。東証株価指数(TOPIX)も反落し、2営業日ぶりに1300を下回った。
 日経平均は前日終値からの下げ幅が300円を超える場面もあった。大引けにかけては値ごろ感からの買い戻しが入り日経平均はやや下げ渋ったが、終値は28日まで3営業日上回っていた25日移動平均(29日時点で1万3259円)を下回った。東証1部の売買代金は概算1兆8947億円と今年最低だった28日を上回ったものの、2兆円を下回る低水準だった。国内企業の2008年4―6月期決算発表や米国で7月の雇用統計などの重要経済指標の発表を控え、様子見ムードが広がった。売買高は同17億2428万株と3営業日連続で20億株を下回った。


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