このところ東京市場は妙に底堅く、昨夜のNY市場も今年一番とも言える強さを感じました。
また、上海市場が暴落したにも関わらず、今日の東京市場は無反応(^^;
慣れっこになったのかも知れませんが、何となく不自然さを感じます
さらに、最近原油価格が安定し
ドル円相場も112円を中心に、時折下振れしてもまた戻す展開が続いています。
素直に受け止めれば、年初来の波乱相場が、漸く終わりに近づいたと言えそうですが
天邪鬼の私としては、余計に不安を覚える今日この頃です(。・・。)
因みに、先週から今日までの9営業日で、マザーズ指数は8勝1敗と絶好調です。
旬の話題が豊富な銘柄が多い所為もありますが
個人投資家の多くは、日経平均が前日比で1070円上昇した2月15日を境に
すっかり強気に転じた様に思えます。
にも拘わらず、チキンな私は相変わらず疑心暗鬼と戦っています。
「天邪鬼が疑心暗鬼に陥る」なんてシャレになりませんが
鬼の心は意外にデリケートなのでありますよ(^┰^;)ゞ
・・・ということで、今日も先物を売り乗せしてしまいました。
というか、実際は「売り乗せ」ではなく「売り増し」と言うべきで
ナンピンと何等変わりありません。。。^^;
ところで私は、株式市場には二種類の投資家が存在すると考えています。
一方は株価を動かす1割の投資家、そしてもう一方は株価に振り回される9割の投資家で
我々個人投資家は当然後者に属します。
ですから、株価を動かされる側である9割の投資家が
「ああでもない、こうでもない」と、勝手な相場予測をしているに過ぎません。
それはアナリストと呼ばれる人達にも当て嵌まることで
ドル円相場が130円になるという人もいれば、100円を割るという人も居ます。
まして、私の様なド素人が、いくら尤もらしい数字を並べて予想したところで
所詮「当たるも八卦当たらぬも八卦」のレベルでしかありません。
しかし株価を動かす側のヘッジファンドは
政治・経済の両面から仕掛けるタイミングをしっかりリサーチしており
9割の投資家が予知していない隙を突いて介入して来ると思います。
そう考えると、最近、G20終了後の介入を危惧するマスコミ報道があることから
9割の投資家のうち、過半数の人達は充分警戒している筈です。
無論マスコミ報道の予想が当たるかも知れませんが
もし外れた場合でも、忘れ掛けた頃に「それ」はやって来る様な気がします。
ハゲタカファンドにとって、今年ほど稼ぎ易い環境はそう多くないと思うので。。。。。