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ロート製薬が再生医療向け医薬品に本格参入し20年までに商品化
ロート製薬は、再生医療向けの医薬品事業に本格参入するそうです。
京都府内の研究所に細胞の培養装置を導入したほか、今後は外国人の研究員も増やすそうです。
細胞が死滅し肝機能が低下する肝硬変や肺などの線維症の研究を進め、2020年までに医療機関向けの医薬品を開発するとのことです。
再生医療は病気やけがなどで傷ついた体の組織や臓器などの機能を、人工培養した細胞や医薬品などで再生して取り戻す手法で、山田邦雄会長兼最高経営責任者は24日の記者会見で「再生医療は従来の医療技術の限界を超える研究成果が相次いでおり、医療用の医薬品を新たな収益源に育てたい」と話したそうです。
同社はこのほど、本格参入に向けて京都の研究所内に細胞自動培養装置を導入し、人体に再生できる細胞を作るそうです。
海外の研究機関で培われているノウハウなどを取り込むため、中国やインドなどから研究員を募り、現状5%程度の外国人研究員の割合を20年をめどに20%に引き上げるそうです。
ロート製薬はこれまでに、様々な細胞になる「間葉系幹細胞」を人の脂肪から抽出して培養した医薬品の研究などを進めてきており、20年までに投入する再生医療医薬品は主に線維症全般に対応するもので、順次拡充していく方針だそうです。
ロート製薬の15年3月期の国内売上高は903億円で、8割以上は目薬などの一般向けの医薬品や化粧品が占めるそうです。
成功してうまく新たな収益源となるといいですね。
4527:2,034円
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ロート製薬(4527)
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