①為替が円安に振れた ②原油先物が高値圏で推移 ③ダウCFDが大幅高で推移
④中国市場の反発 ⑤ソフトバンク(S高)が相場を牽引(日経平均を82.38円押し上げ)
今日の東京市場が反発した原因は、ざっとこんなところだと思いますが
今日から導入されたマイナス金利に対しては懐疑的な見方も多く
株価は今まで以上に、円相場とNY市場に強く連動するのではないかと推察しています。
因みに、今後の円相場に関してはいろいろな見解がありますが
少なくとも1ドル120円台は、当分の間お預けとなる可能性が高く
万一、FRBが3月に追加利上げを見送れば、110円台の維持も難しくなるだろうと考えています。
何れにしても、最悪のシナリオを考えて置いた方が良さそうですね。
http://jp.reuters.com/article/mizuho-i-idJPKCN0VL07B
ところで、S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)は
マイナス金利の直接的な影響で、日本の主要銀行は初年度の業務純益が平均8%減少。
中でも地方銀行への影響は大きく、業務純益の前年比は15%減少すると予想しています。
さらに、円建ての貸し出しや債券保有に対する金利収入の減少も指摘しており
先にマイナス金利を導入した欧州で、ドイツ銀行が経営危機に直面している様な事態が
国内の金融機関で起こらないとも限りません。
そう考えると、2月の株価暴落は、マイナス金利の効果と副作用を天秤にかけた時
「効果 < 副作用」だと市場が判断した結果であり
アベノミクスが崖っぷちに立たされていることへの危機感を
日本国民よりも、海外勢の方が強く感じたからではないかと思います。
(今日の売買)
3653 モルフォ(一部利確)
3901 マークラインズ(一部損切り)・・・まだ沢山残ってます![]()
NK225miniの売り玉(15600円)は持ち越しです。(14500円まで^^)
