<独り言>
株式市場は日経平均が続伸。
原油等コモディティ市況の改善、為替円高懸念一服、中国市場の上昇が主因の模様。
業種別でみると、昨日に引き続き銀行、保険、証券などの金融関連やマイナス金利の恩恵を受ける不動産が強かった。その他の業種では、資源関連として鉱業(国際石油開発等)や鉄鋼(JFE等)が相場を引き上げた他、ソフトバンクの自社株買いによりけん引された通信セクターの上昇がみられた。
一方、下げたのは内需系の食料品、電気ガス、陸運セクターである。
債券市場では20年債入札の結果が予想より好調で金利は低下した。20年債の主要投資家は保険会社であるが、長期金利は0.08%から0.02%まで低下した。
金利低下は金融株にネガティブな結果。明日は相場全体の動きにもよるが、相対的には金融株は弱い相場展開となる可能性が高いとみている。
為替市場は一時114円半ばで推移。一時は114円87銭まで円安となった。リスク回避の動きが後退した。
ただし、引けにかけて114円台半ばとなるにつれ、株価も下落した。
<今後の予定>
今晩注目されるのは、22:30に公表されるニューヨーク連銀製造業景気指数。
加えて明朝8:50には機械受注が公表される予定となっている。
<日経平均データ>
・一週間推移(出所:Yahoo!ファイナンス)
・主要指標
<国内主要指標推移(日経平均、長期金利、ドル円レート)
日経平均推移(日次データ 出所:ロイター)
10年国債金利推移(日次データ 出所:ロイター)
ドル円レート(日次 出所:ロイター)
(注)上記について、内容が正確でない場合もあります。個人的に備忘録、自分自身のマーケットの見方をまとめたものです。
投資判断はご自身でお願いいたします。また、予想も含まれていますが、日々変わる情勢に伴い、予想もかわることもあることを含みおきください。