画像にある図表は日経平均とドル円の値をそれぞれ取ったものだが、
図表1は株価上昇期間を含める2014/1から、
図表2は2015/4からのデータから作成されている。
気になるポイントは以下の通り。
・図表1に比べて図表2の方が傾きが大きい。
これはつまり、以前(図表1)より直近(図表2)の方が円高(円安)が進むと株安(株高)が大きく進むということである。
今回は円高進行がより大きな株安をもたらしたことを説明している。
以前と異なるのは何か?
これまで言われていることだが、原油安、中国景気不安、欧州景気不安、米利上げなどであろう。
注意しなくてはならないのは、上記要因により円高進行が進むと大きな株安をもたらすことである。
図表2の計算式に従って計算すると、以下のようになる。
ドル円が1ドル=100円という水準になると、日経平均は10000円を割る水準まで下落すると計算される。このような状況が起きうるかは不明だが留意すべき要因である。
ドル円 日経平均
前提 試算値
100.0 9,839.0
105.0 12,049.9
110.0 14,260.8
115.0 16,471.7
(注)上記について、内容が正確でない場合もあります。投資判断はご自身でお願いいたします。また、予想も含まれていますが、日々変わる情勢に伴い、予想もかわることもあることを含みおきください。