窓際リーマンさんのブログ

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2016年2月8日~2月12日の相場(1)

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ドル円が110円まで突っ込んだりオーバーシュート気味だった1週間の記録。原油や為替のボラティリティが大きい相場だった。(>_<)

・株式市場について。2月17日に北朝鮮がミサイルを発射したが特段、材料視とはならず。日経平均は反発、為替もやや円安になっていたのが想定外。週半ばまでドイツ銀行への信用不安から株式市場は低迷、原油も売り込まれた。天然ガスのチェサピーク・エナジーの経営不安などもニュースでちらほらと見かけた。注目されていたイエレン議長の議会証言では証言後の米国株価は堅調だったが、次の日で失速している。(週末は上昇) 議会証言では利上げはやるという趣旨の内容だった。その後は原油に売りが出ていた。円高も止まらず。日本株は最後まで反発しなかったが日本に株式市場が引けた後、ドイツ銀行の債券買戻し計画報道と好調な米国の経済指標(鈍化予想に反して予想より良かった米国1月小売売上高と輸入物価指数)により欧州株と米国株に買いが入った。
アメリカでは祝日(プレジデントデー)なので空売り筋や投機筋はいったん手仕舞いしたのかもしれない。来週は反発して始まることになりそう。
中国市場は春節で今週はお休み。
週末の香港株は原油価格が時間外で5%超上昇していることから下げ幅を縮小させた。
素材関連が上昇していた。豪州株については金鉱や医療品関連が下落するものの金鉱株は大幅上昇。
東証の株価の下落や急速な円高ドル安をうけて黒田日銀総裁が官邸入りしたり、麻生氏や首相と会談していた。
ここらへんは投機筋も注目しているのではないだろうか?

・債券市場については、2月9日の正午に初めて日本10年国債の利回りがマイナスになった。新聞の一面で『長期金利初のマイナス 日経平均株価は918円安、ドル円は115円から一気に114円台』と載っていたのが印象的だった。週末の金曜日は日経平均株価は続落したが日本国債は買い戻されて、利回りは0.075%に上昇して引けた。(2月4日以来の高水準)
週初に債券が買われ、円が買われ、株が売られ、原油が売られていたのが週末に一気に巻き戻ったような印象を受けた。(・_・;)

・商品市況については金、プラチナ、銀の強さが目につく。金は週末には売られているので来週はリスクオンになるのかもしれない。銅は買われなかった。気になる原油はOPECの協調減産のニュースで買い戻された。ここらへんは政治絡みなので結局のところはわからない。
バルチック海運指数は経過観察していて初めて2月11時点で前日比290で下げ止まった(・o・)
ただし
ハンディマックス・インデックス
は184(前日比:-1.08%)
パナマックス・インデックス
312(前日比:3.65%)
となっている。

債券市場や商品市況(というか原油価格)をみていると株価より先に反発を示唆しているようにみえたのと外国人の休みに合わせてポジションを手仕舞っているような印象を受けた1週間だった。
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